「ハグ」は、外国では挨拶として浸透している文化ですが、
日本ではあまりハグをする習慣がありません。
しかし、
ハグには愛情表現だけではない嬉しい効果がたくさんあるんです。
ギュッと抱きしめられると愛されているという安心感が持てます。
しかし実はそれだけではなく、体にとっても良い効果があるんです。
驚きの効果①幸福ホルモンが分泌される
抱きしめられると不思議と安心感が得られて幸せな気持ちになりますよね。
実はそれには科学的な根拠があったんです。
ハグをすると脳内にβエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されます。
別名“幸福ホルモン”と呼ばれるその名の通り、幸せな気持ちにしてくれるのです。
驚きの効果②ストレス、不眠解消
ハグによって分泌される脳内物質はエンドルフィンだけではありません。
安心感をもたらす”セロトニン"、快楽物質である"ドーパミン"も分泌され、
いずれも気持ちが安らぎリラックスできる効果があり、
不眠にも効果があるのです。
ハグには、エンドルフィン以外に、セロトニンとドーパミンの分泌を促し、
安心感を与え、ストレス軽減の効果もあるということがわかっています。
心身ともに傷みを和らげ、ストレスから解放されます。
また、
安心感を得ることでよく眠れるようになる。
抱き枕が安眠に効果的なのは、このためです。
驚きの効果③風邪、病気予防
意外かもしれませんが、ハグは免疫力を強め、風邪を予防してくれるのです。
また、鎮痛作用も高い事が認められており、
海外ではタッチセラピーとして医療の現場でも活用されています。
ハグを多く行う人は、風邪になりにくく、また風邪の症状が軽減したことが、
米国での400名の成人男女を対象に行った実験によってわかったそうです。
いずれも、精神的な部分からくるものであると研究者は述べています。
また、スキンシップによる愛情を感じるので、
自分の自信となり精神的にも肉体的にも強くなるというわけです。
これは「タッチセラピー」と言って、お母さんの手によって
お子さんの脳内で“ドーパミン”や“セロトニン”といった物質が分泌されるのを促すものです。
“ハグ”によるストレス解消効果も、これと同じ原理と言えます。
驚きの効果④科学的に証明された浮気防止効果
ドイツのボン大学の研究では、ハグにより分泌されるというオキシトシンが出て、
長時間ハグをした人は意中の人以外の異性に対して魅力を感じないという
研究結果を出しています。
そのため、
このホルモンは、浮気防止にも効果が高いと言われています。
今日からできる!恋人とのハグを自然に取り入れるには..
ハグには嬉しい効果がたくさんあることがわかりましたが、普段から習慣がない日本人にとって、
急に取り入れるのは難しいですよね。
今日から実践出来る、彼と自然にハグが出来るコツをご紹介します。
突然ハグをすると、”どうしたの?"と驚かれてしまいそうですが、
じっと目を見てゆっくり肩に腕を伸ばせば、自然と抱きしめ合う事が出来そうですね。
ハグの仕方でまず基本なのは、最初に相手と必ず目を合わせることです。
アイコンタクトをしないハグは相手に気持ちは伝わりません。
ハグの基本ですのでまずは腕を回す前に、相手と目を合わせ心を通わせることが大切です。
彼を包み込むように後ろからハグ
実はキスよりハグの方が好きだという男性は6割もいるんです。
包まれているような安心感は、男性も愛を感じるようです。
彼が本を読んだり、料理をしている時にそっと後ろからハグしてみましょう。
愛が伝わるはずです。